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【知りたい!】基礎コンクリートの養生期間

どんなに建物がりっぱでも基礎がしっかりしていなければ安心して暮らせません

 

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ところで・・・

基礎のコンクリートは固まるまでどれくらいの期間が必要なのでしょう?

 

コンクリートを流してから固まるまでの間、雨風や急激な乾燥など温度変化から保護することを"養生"といいます

 

基礎養生は何日くらいが妥当なのでしょうか?

  ある人は「20日は必要」というでしょう

  ある人は「1か月は最低でも」というかもしれません

 

いったいどれくらいの期間が正解なのでしょうか? 

つまり、コンクリートを流してからどれくらいの期間で上棟できるのでしょうか?

もちろん、いろいろ気温や環境に左右されますが・・・

まどろっこしい説明は後にして答えだけが知りたいという方にまずお答えします

 

  A. 標準的には5日以上です

 

 

詳しい根拠が知りたい方は以下の部分をお読みください

↓↓↓

建築学会で出している「建築工事標準仕様書」によると

 (そう。よくJASS5(ジャス ゴ)と呼ばれているやつです)

ポルトランドセメント(一般的なセメント)をつかったコンクリートで、標準的な住宅の耐用年数の場合の養生期間が5日以上とされています

 

つまり、最低5日ということになります

 

 

 

 

 

 

さらに

基礎のコンクリートを打つ時によく聞かれるのが、

「冬場は基礎工事を避けたほうがいいのでは?」

という質問です

もちろん、外気が低いと固まるスピードが遅くなります

 そのため速乾の硬化剤をいれたり、呼び強度の高いコンクリートを使用したりします

特に寒い地方で建設する方は気温のことを気にするかもしれません

 

でも実は・・・

暑すぎても養生にかなりの気を使わなくてはいけません!

直射日光や雨風によって急激に乾燥しすぎるとコンクリートがひび割れする場合があります

 

ですから

基礎養生には、じつは "保湿" がとても大切なんです

養生マットや水密シートを使うか養生剤を使用することができます

 ※もちろん現場の状況や環境にもよりますので、詳しくは地元の専門家にお尋ねください

 

 

基礎養生について簡単にまとめてみました

シンプルな説明にしたのでもっと詳しく知りたい方は、建築学会や信頼できる他のサイトを参考にしてみてください 

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。