家づくりで失敗する人・しない人 ーその3
一生に一度の家づくり
「絶対に失敗はしたくない!」 そんな方のために・・・
*家づくりで失敗する人=「自分は大丈夫」と思っている人
「え~!? なんか思っていたのとちがう・・・」
これはまさしく・・・家づくり失敗
「思い通りの家ができない」
原因はいったい何なのでしょう?
それは コミュニケーション不足 です
あなたの建てる家には大きく分けると
・自分と自分の家族
・営業マン
・設計士
・現場監督
・職人さん
がかかわっています
そのどこかにコミュニケーション不足があると思い通りの家はできません!
例えば、打ち合わせの時に「玄関にニッチを付けてほしい」と営業マンにお願いしたとしましょう
もし、あなたと営業マンの間にコミュニケーション不足があると
営業マン:「わかりました。ニッチですね・・・」
といった時点で営業マンは ↓こんなニッチをイメージしているかもしれません
あなた:「お願いします・・・」
と頼んだあなたは ↓こんなニッチをイメージしてお願いしています
この時点でもうすでに伝わっていません
「詳しく聞いてくれればよかったのに・・・」
「ふつうニッチって言ったらこうでしょう・・・」
といったところで何も解決しません
つまり、「あなたの常識、わたしの非常識」というわけです
コミュニケーション不足はそのほかにも・・・
営業マンと現場監督のあいだ、
現場監督と職人さんのあいだにも生じえます
「イメージを伝えきれていない」だけでなく、「忙しくて言い忘れた」
「言われたこと自体を忘れていた」ということはあり得ることです
もちろんあってほしくはないのですが
現実はしょっちゅう、どこの現場にもみられます
・色が違った
・大きさが違った
・イメージが違った
・頼んだものがついていない
・下地がなかった
・約束が違う
などなど・・・
たとえ、一生懸命伝えて その通りに工事されたとしても
コミュニケーションがうまくいかないとイライラしますよね
楽しいはずの家づくりが・・・
そうならないためになにができるでしょうか?
対処する
・記録をとる
・イメージを絵で見せる
・現場に足を運ぶ
まずは記録を取ること
「打ち合わせ記録」をきっちり取る習慣を身につけましょう
営業マン・現場監督と打ち合わせしたことは、きちんと記録してもらい日付とお互いにサインしてそれぞれ写しを持つこと
図面に直接記入し、日付とサインをするでも良いかもしれません
これで「言った、言わない」をなくすことができます
さいしょに挙げたようにイメージが違うという問題をなくすには、絵で見せるのがいちばんです。
どういうイメージで言っているのかをネットや雑誌などの写真を切り抜きスクラップして、キッチンはこう、リビングはこうと部屋ごとにまとめておいてそれを写真で見せるなら共通のイメージが作れるでしょう
そのほうが家づくりも楽しくできますね
そして、現場に足を運ぶ
工事の時点できちんと反映されているかを確認すること
職人さんにさりげなく「~を頼んでたんですが、聞いていますか」と確認してみるとよいかもしれません
※注意!住宅会社によっては現場は立ち入り禁止になっているかもしれません。必ず現場監督か営業マンに確認してから入ってください
法律では、鍵の引き渡しがあるまでは現場は施工会社の持ち物です。しかも現場は危険がいっぱい無断で入ることだけはやめましょう!
≫≫その2.きっちり現場を管理する
≫≫その3.売り手も買い手もコミュニケーションスキルを身に着ける